甘い匂いの中に 白い夜霧に抱かれ
闇を枕に 浮かぶ 浮かぶ 揺れる

別れ話のあとの おとぎ話のように
雨が心に 染みる 染みる にじむ

眠れるように 気付かぬように 今宵、月はささやく

だから恋する限り だけど見とれる以上
ひとり老婆が 笑う 笑う 踊る

夢の途中で見てた 君が振り向くときの
月が窓辺に 沈む 沈む 降りる

眠れるように 気付かぬように 今宵、月はささやく


解説

1999年11月28日〜12月1日作成。
月のあわーい感じを書きたかったことを覚えている。
当時ギター片手にふんふん歌っていい気分になっていた。
音楽作るソフトで編曲もした気がする。なかなか思い入れがある。