夏WOMAN

彼女は夏が似合う キケンでまれな女 恋すらしない女
彼女は夢を持たず 危なくよける女 会話もしない女
二人でいたくても 一人でいたくても 笑っていたくても

彼女は夏が似合う 踊りがうまい女 自由に生きる女
彼女は星を仰ぐ 涼しいような女 そよ風のような女
遠くにいたくても 近くにいたくても 触っていたくても

素肌には夏のような 見捨てられた僕のような 唇

彼女は夏が似合う つれない声の女 眼差しさえも女
彼女は波に揺れる はたまた別の女 涙をながす女
知らずにいたくても 離れていたくても しゃべっていたくても

初めてのくちづけは 初めての出来事は SummerNight
初めてのお別れは 初めての恋人は SummerWoman

彼女は夏が似合う 口説いたままの女 誘ったままの女
彼女は冬が嫌い せつない夏の女 はかない夏の女
見つめていたくても 遊んでいたくても 歌っていたくても

夜空には星のような すり抜けていく髪のような 指先

彼女は夏が似合う 南の空の女 まぶしいほどの女
彼女は青い娘 青さが似合う女 気分もブルーの女
子供でいたくても 大人でいたくても きどっていたくても

初めてのくちづけは 初めての出来事は SummerNight
初めてのお別れは 初めての恋人は SummerWoman
初めての友達も 初めての思い出も SummerWoman

彼女は夏が似合う キケンでまれな女 恋すらしない女


解説

1999年5月19日〜21日作成。

クソみたいな詞。
井上陽水のライバルという曲に

彼女は会話の手品師で
きまぐれなんかでしゃべったりしない
食事時に恋をしても
テーブルの下でいちゃつかない

って歌詞があってそれにインスパイア。
悲しさあふれるほどインスパイアが空回りした詞を作り上げました。